ヨガロータス天満橋

楽器演奏とヨガの関係


こんにちは!練習生のあい子です!

私はピアニストなのですが、ピアノって「腰で弾く」とよく言われています。
指先で弾いていると思われるかもしれませんが、ほぼ全身運動です。

指先はもちろん、弾く姿勢を保つのに肩を使い、腰でバランスを取っています。

そして足もかなり使ってバランスを取っています。
ふわふわのドレスで隠していますが…かなり大股開きの時もあります笑

でも無理やり筋肉で動かしているわけではありません。

指先を自由に思い通りに動かすためには、まず「脱力」が必要です。
脱力できないと、カラダがこわばり、脳からの指令がうまく指先に伝わりません。
そして脱力するためには、安定した姿勢が必要です。
カラダどこかに力が入っていると、それだけで長時間の演奏はできません。
特にピアノは座って演奏するので、安定した姿勢を保つために「腰」はとても重要です。

さらに音楽と呼吸は密接に関わっています。
私自身が自然な呼吸ができるようなリズムで演奏できなければ、
聴いている方も音楽が自然に入ってこないと思うのです。

脳もリラックスしていなくては100%の力は発揮できません。
演奏会でリラックスして演奏できた事なんで無いんですが…

ここまでで、呼吸を含め全身を使って演奏しているのが分かって頂けたかな?と思います。
スポーツと同じような面もありますね。

でも…小さい頃から弾いてきたのに、完全な脱力ってできないんですよね…
一生の課題なんじゃないか?と思います。
トップの画像は私の演奏を後ろ寄りから撮ってもらったものですが、
腰やお腹のあたりが結構ツラそうですよね…
演奏中は気付かないんですが。

長時間同じ姿勢でも疲れないためのヨガ




しかし、ヨガを始めてから、カラダに目を向ける機会が増えました。
特に腰の状態はとっても気にするようになりました。
「今日はちょっと右腰に力がはいっているな」とか、
「ちょっと呼吸が合わないな」とか。
ヨガでは、いかに余分な力を入れずに動作をできるようにするかを学べますし、
また、いかに自分が普段脱力できていないかを自覚する機会でもあります。
ヨガは呼吸とともに行いますので、安定した呼吸についても考え直すことができます。
そして何より助かるのが、自分で調節ができるようになることです。

まずはカラダの様子に気づくようになること。
そしてどうしたら調節ができるか方法を知ること。
自分のリラックス方法を探ること。

ピアノなら腰は大切ですし、ソロバイオリンやフルートなどの管楽器奏者、
また歌手なら長時間立っていなくてはなりません。
譜読みの時は目も使いますし、肩もこります…
そんな時、ヨガは大いに役立つと思います。

先月から「脱力」をテーマに練習しているのですが、
まだまだ私のカラダには気づかなくてはいけない箇所がいっぱいありそうです!

それではまた〜!

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Aiko

Aiko

漢方スタイリスト。愛知県出身。3歳からピアノをはじめる。大学卒業後にドイツに短期留学。その後広告代理店でコピーライターをしながらピアニストとして活動。コンピュータ音楽を勉強するため、芸大に編入。 卒業後大阪で商品開発&輸入の仕事、音楽活動、またお家でワークショップスペースを開いたりと、やりたい放題しているうちにココロもカラダもオーバーワークで悲鳴をあげ、ようやく自分自身に目を向けるように。 ヨガでこのココロとカラダがどう変わるのか楽しみながら、初心者だからこその発見を伝えていけたらと思います。

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