だるい、気力がない、から考える胃の養生

こんにちは!練習生のあい子です!
私事ですが、4月から漢方養生のお勉強をしています。
自分で体調管理がしたかった、というのと、
家族や周りの友人の健康の助けになれたらいいな、と思ったからです。
そこで、今日は漢方養生的に見た胃の養生のお話を少ししようと思います。
夏の暑さも峠を越えたように感じるこの頃ですが、
皆さんは体調いかがでしょうか?
そろそろ夏の疲れが出ている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
だるい、気力がない・・・元気が出ないと、なんとかして栄養を取らなきゃ!
って思ったりしませんか?
特に近頃はいろいろな健康食品や食に関するブームがあります。
自分に当てはまる症状があると、
その食品やサプリなんかも気になっちゃいますよね。
しかし、その過剰な栄養が胃に負担をかけて、
さらにだるさを助長させていることもあります。
あえて食べる量を減らす効果
私は毎年梅雨の6月末くらいから大体8月にかけて、
胃の調子が悪くなります。
暑くなるから、という理由もありますが、湿気が特に問題です。
湿気は湿邪といって、実は胃の消化活動の大きな妨げになります。
海に囲まれた日本の夏は、暑さと湿気が特に厳しいですよね。
日本人の特に女性は、世界で一番胃が弱いなんて言われています。
ですから、夏は、胃に負担をかけない食べ物を選択するのはもちろん、
量も減らしてみる、というものおすすめなんです。
もちろん、栄養が足りなくなるような絶食はオススメできませんし、
体質にもよるところはありますが、
試しにやってみる、というのはいかがでしょうか。
現代の胃は朝、昼、夜、間食と、1日中働いています。
その負担を減らすことで、無駄なエネルギーを使わずに済む=
体力の回復につながる可能性があります。
胃が好きな食べ物
私も暑さと湿気の邪気(漢方では暑邪と湿邪と言って、夏の体調不良の原因の一つ!)をもろに受ける体質!笑
ですから、普段も消化のいい食材を選ぶようにしています。
胃に負担をかけない、という点で、主食である米に関して言えば、
私は普段玄米と白米を半々で炊いていますが、夏は白米のみにしています。
胃は自然な甘みが大好きです。
そして、黄色い食べ物のは胃をケアしてくれます。
甘くて黄色いものといえば。。。かぼちゃ、にんじん、とうもろこしはオススメ!穀類、芋類や豆類をゆっくりよく噛んで摂りましょう。
トップの画像は夏の胃の養生にオススメな「とうもろこしご飯」。
とうもろこしの粒を包丁で削いでお米と一緒に炊くだけなのですが、
ポイントは炊くときに芯も一緒に入れること。
ホクホクで美味しいのに、とっても簡単です!
普段どうしてももっと甘いものが欲しい時は、蜂蜜を使ってください。
え、アイス?ビール?
どうしても食べたい!飲みたい!時は、もう摂っちゃってください笑
ただし、後からちゃんと暖かいものを食べたり、湯舟に浸かったりして
胃の冷えをとってくださいね。
もちろん、食べ過ぎは禁物です!
胃を上手にケアして、残暑を乗り切りましょう!
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Aiko
漢方スタイリスト。愛知県出身。3歳からピアノをはじめる。大学卒業後にドイツに短期留学。その後広告代理店でコピーライターをしながらピアニストとして活動。コンピュータ音楽を勉強するため、芸大に編入。
卒業後大阪で商品開発&輸入の仕事、音楽活動、またお家でワークショップスペースを開いたりと、やりたい放題しているうちにココロもカラダもオーバーワークで悲鳴をあげ、ようやく自分自身に目を向けるように。
ヨガでこのココロとカラダがどう変わるのか楽しみながら、初心者だからこその発見を伝えていけたらと思います。

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